アート旅ブログのマチです。

怒涛のベルギートライアングルからオランダに戻ってきて、1か所目はアムステルダム市立美術館。現代アートの宝庫。入る前からワクワクドキドキ!開館よりかなり早くミュージアム広場に到着して美術館界隈を見てまわる。
発見!!リチャード・セラ作品。キャプションがないけど間違いない。開館してからミュージアムスタッフに質問すると、
「セラの初期の作品です。リニューアルオープンに合わせて、ご本人の希望で美術館前に設置しました。」とのこと。素敵すぎる。
「私は日本から来たのですが、日本(豊田市美術館)にもセラの素敵な作品があります。」と思わず自慢してしまった。


リチャード・セラ作品を発見したら必ず作品の中に入る。NY ディア・ビーコンで体験してから包まれるような不思議な感覚がお気に入りになった。

バスタブのような新館は赤レンガの歴史ある本館と共存している。スクラップ&ビルドではなく、古きよきものと新しいものを融合させて文化を継承するところは日本も見習わなければ。

ゴッホ美術館、コンセルトヘボウ、アムステルダム市立美術館、アムステルダム国立美術館に囲まれた夢のような広場。
アクセス
アムステルダム中央駅Bホームからトラム2,5,12に乗車すると、乗り換える必要もなく便利。Amusterdam Museumplein駅下車、徒歩2分で到着する。
展覧会
常設展から鑑賞開始。


アントウェルペンで初めて知ったジェイムズ・アンソール。カーニバルの風景。

海外の美術館らしい展示の仕方だ。






アンミカさん曰く、「白って200色あんねん。」ライマンの作品を見るたびに思う出すフレーズ。

自分の名前を蛍光灯アートにしてしまう。


青のバーネット・ニューマン作品。DIC川村美術館が所蔵していた赤の作品を見たかった。DIC所蔵のマーク・ロスコもどこに行ってしまうのか。

草間彌生のソフトスカルプチャー。得意のインフィニティ空間になっている。


黄色いチューブを通って、男性スタッフオススメの企画展へ。

この企画展のテーマは言語や人種のボーダーを超えてテキスタイル作品で表現しよう、というもの。カラフルでスケールの大きな作品からパワーをもらう。




館内が広くて作品もたくさん展示されているので、一度しか見られないのは残念。
近隣観光
☆コンセルトヘボウ 世界に誇る音響設備を有するシューボックス型ミュージックホール。クラシックの1曲でも聴いてみたかった。堂々たる外観!

☆アンネ・フランクの家 アンネの日記が記された場所。ナチスに追われドイツから逃れてきたアンネ一家が2年間過ごした隠れ家が見学できる。
悲惨な戦争を繰り返さないように、知っておくべきことが学べる。要予約。
3,4週間前から予約が開始するけれど即日チケットは売り切れるので、オランダ時間に合わせて気合を入れて予約しよう。私は夜の時間帯になんとかチケットを入手できた。



この後は、いよいよゴッホ美術館へ。
アートって、いいなぁ。 今日も心豊かに。