アート旅ブログのマチです。
今回は東京画廊めぐりへ。
京橋界隈



京橋アーティゾン美術館の隣に建て替えられた戸田建設。
こらから注目のアートスポットになっている。エントランスのパブリックアートは持田敦子作品。
階段状のジェットコースターのような作品は大阪北加賀屋にもある。いろんな角度から見る
楽しみがある。
2階のコリドーにも作品が展示されている。

毛利悠子
環境などの条件によって変化する「出来事」に焦点を当てたインスタレーションを制作している。


野田幸江
家業がお花屋さんで植物に携わる。日常にある」植物や風景についての創作を行っている。
戸田建設3階のアートコンプレックスには4つのギャラリーが入っている。


エルヴィン・ボハチュ展 オーストリアの作家。
具象、抽象、色と非色彩、線と表面を行き来する特徴があるそうだ。
次回の内藤礼にも期待が高まる。
設計は田根剛。
2025年2月22日(土)まで
<KOSAKU KANECHIKA GALLERY>




カラフルでモリモリのミクストメディアの迫力に惹き込まれ、作家さんに制作について聞いてみた。
熊本出身東京で活動する青木豊さん。
絵の具で彩色した樹脂ねじってをキャンパスにつけることによって3次元を再現している。
「鑑賞者が様々な角度から作品を鑑賞することによってさらに4次元に迫りたい。」
と語っていたのが印象的だった。
キャンパスも黄金比率に裁断して作成している。
こだわりにも感心した。作家さんに制作秘話を聞くことができるのも
ギャラリーめぐりの魅力だと思う。一期一会に感謝。
設計は石田健太郎。出口のボタンもさりげなく設置されている。
2025年3月8日(土)まで



「帰ってきたやまびこ」毛利悠子 トレヴァー・ヤン
トレヴァーさん、植物を美的要素として作品にしている。
ユーモアとアイロニーを交えた繊細な表現をしている。
毛利悠子さん、既製品と自作の装置を組み合わせて、過去と現在が呼応する作品を作っている。
2025年3月8日(土)まで


ドイツ出身のシュテファン・バルケンホール、
1本の木から台座ごと堀出す手法で人物像を制作している。
人体彫刻の表面を粗く削り木肌をいかして彩色した様子はなんとも言えない雰囲気を醸し出している。


存在感のある猫ちゃん。


白いアクリル絵の具を塗り重ねたキャンパスの下地に墨を落とし乾いたら
電動のこぎりでドローイングする。味わい深い線がとてもいい。
作家さんについて質問をしたら、ギャラリスト女子が詳しく教えてくれた。
制作スタイルを知ると作品や作家さんに関心が深まる。シュテファンさん覚えておこう。
2025年3月22日(土)まで
銀座界隈
<ギャラリー小柳>

2025年3月8日(土)まで
Mark Manders [Silent Studio]
銀座に行くたびに寄らせていただいているギャラリー。
ギャラリストもフレンドリーに接してくださり居心地がよい。
以前から気になっていた作家マーク・マンダースの個展が開催されている。
マーク・マンダース、オランダ出身でベルギーで活動している。
「建物としての自画像」というコンセプトで30年以上制作を続けている。
悲しみなのか、表情からは計り知れない心情を探りたくなる作品。



ギャラリー内はいつもと様子が一変していて、薄いビニール袋で全体が覆われている。
マーク・マンダースのアトリエの雰囲気を再現するために、作家自身が材料を
もちこみ、しつらえたとのこと。


背景の青色は海のイメージか。



2025年3月8日(土)まで
少し緊張しながらのギャラリーアート鑑賞。
新しい作品に出会える楽しみがある。
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。