アート旅ブログのマチです。
今日は銀座界隈をアート散歩。
ギャラリー
☆ポーラアネックス ーマテリアルの可能性ー

入江早耶
岡山出身、ベルリンに交換留学していた経歴がある。ポーラ財団の支援を受けてNYで研修を重ねた。
2Dのイメージを消しゴムで消し、その消しカスを用いて3D塑像を作る手仕事をしている。
ごみの芸術資源化や図解を解体して再生成する制作スタイル。

ニューヨーク物語
NYで見聞きしたストーリーを巷に流通するもの例えばスタバの紙カップにつなぎ合わせて作品を作る。女神と甘党、たっぷり砂糖をいれたいのに控えめにする男の人のストーリーが添付されている。

重い病気を患っている奥さんに付き添って気功師のもとに行く老夫婦。「病は気から」

<陀祥天ダスト>社会の変化に対応した今日的な神様の誕生に挑んでいる。いろいろな種類の段ボールや消しカスで制作している。

<木土偶地蔵ダスト>商品や製品に潜んでいる祈りを形象化した作品。
目につくのは宅急便の型押し。
多田佳那子
広島出身、ウィーンで学び、ポーラ財団の支援でオーストリアで研修を受けた。
もし、ミジンコのように1ミリの身長で世界をみたらどうなるのかというコンセプトで作品を制作している。糸、布などのマテリアルを使っている。マテリアルの組み合わせや優しい色使いがとてもいい。



安西剛
埼玉出身、ポーラ財団の支援でドイツで学ぶ。
物が壊れるとはなんだ?作品は時間とともに変化し、崩壊していく運命にあるのではないか?
人間の体と作品、同じ物体に線引きは必要か?疑問を抱きながら制作している。
動くプラスチック作品にはスペアがいくつかあり、壊れた時は交換するのだと、スタッフさんが説明してくれた。
確かに、作品には触れてはいけないし、立ち入れないエリアが明確に存在している。
作家自身の考え次第。たまに触れてよい、まじかに鑑賞してよい作品があってもいいかも。
そんな作品も制作してほしい。

ポーラグループのオーナーであった鈴木常司が私財を投じ、文化に貢献する目的で設立されたポーラ美術振興財団。有望な若手アーティストを育成する姿勢は素晴らしい。
是非、継続してアート界を盛り立て、私たち鑑賞者に様々な作品を見せてほしいと思う。
☆ギャルリーためなが

ロレンツォ・フェルナンデス 個展
現代スペインリアリズムを代表するフェルナンデスの作品を展示している。
現実ではありえない空間を超写実に描く。モチーフはギリシャ神話や自身のお気に入りのグッズ。
一見したら写真と間違えてしまうほどリアルに描かれた絵画に見入ってしまった。


ほおずき、牡牛に20€札を折って飾る。


アートフェア東京でも素敵な作品を多数展示していたギャルリーためなが。次回のビュフェ展も楽しみだ。
☆至峰堂画廊

藤田勇哉
食べ物をみずみずしく美味しそうに描く作家。過去にカラフルなマカロンなどの作品を見たことがある。
艶やかな水滴の描き方がとてもいい。

山本雄教作品
6枚で1セットの作品。6枚重ねた紙に桜の花びらを描いていく。段々薄くはかなくなっていく。

山田啓貴作品
昔懐かしいものを超写実に描く。そのころの思い出もよみがえるような作品。
確かに昭和の時代にこんな水筒があった。

野村絵梨作品
ウレタンに彩色した作品。「見た目からは意外なことにすごく軽いんです。」と、スタッフさん。
マジパンのようでおいしそう。

山本雄教作品
ブルーシートシリーズ。ブルーシートにミシンでプログラムした図柄を描く試み。何とも言えない風合いが感じられる。素敵な作品だ。桜もちょうど満開。

いつも丁寧に解説してくださるスタッフさんがいる。こういうギャラリーは足繁く通いたくなる。
建築
☆ピカピカのヴィトン銀座。インバウンドも足を止めて写真撮影していた。
設計は青木淳。表面が波打つガラスのカーテンウォールは「水の柱」を表している。天候や時間によって様々な表情を見せる建築は魅力的だ。ピンク、オレンジ、青に変化する。
敷居が高くて店内には入れなっかけれど、次回友人を伴って店内見学にチャレンジしてみよう。

☆銀座ソニーパーク
リニューアルしてますますかっこよくなった!
建て替えプロジェクトの設計は芦原義信。「街に開かれた施設」というコンセプトで設計されている。
数寄屋橋交差点の新たなランドマークとしてグランドオープンしたのが今年のはじめ。
6組のアーティストによる体験型プログラムが行われている。



☆銀座シックス
谷口吉生設計。
「建築は人間の器である」というコンセプト。
ひさしとのれんのイメージで設計されている。銀座の象徴として6丁目に輝いている。
買い物を楽しむだけでなく、商業施設の内部には現代作家のインスタレーションが季節ごとに設置されていて、アート空間に身を置くこともできる。

ヤノベケンジ
宇宙船「LUCA号」 大阪万博岡本太郎の「太陽の塔」のオマージュ。宇宙から生命の種子を運ぶ宇宙船「LUCA号」特徴的なモチーフ宇宙猫がここでも活躍している。


近隣ランチ
ようやく暖かくなってきたので銀座でランチと思い立ち予約をしたファンケル令和本膳。
母と遠方から実家に帰ってきた妹と。


あさり、鯛、鰆、春の山菜の天ぷらなど、一つ一つが薄味で素材の味が楽しめる。
玄米ご飯と汁物はおかわりができて量としても満足感が得られる。

デザートは抹茶のムース。ちょうどよい大きさ。

近況報告やこれからのことなど、あれこれ話すことができた。自分から言うのもなんだけど、かなり仲のよい親子なのである。最近は頻繁に会えるので嬉しい。今度はどこへお出かけしようか。

ファンケル内のアート。
予約のトラブルがあったものの、スタッフさんの計らいで無事に席を確保できた。
危うくランチ難民になるところだった。こちらのミスではないけれど、お店の対応に感謝。
諦めて帰っていくお客さんの姿も見かけたので、平日でも予約は必須。
アートと食を楽しんだ銀座だった。
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。