アート旅ブログのマチです。
やって来ました、オランダ隣国ベルギーの首都ブリュッセル。目的の1つがシュールレアリスムの中で一番のお気に入りルネ・マグリット作品を見ることだ。

アクセス
デン・ハーグ中央駅からインターシティを乗り継いでブリュッセルまで移動するのが最安値。でも、スーツケースを持って乗り換える煩わしさや鉄道が遅延した時のことを考えて、ロッテルダム中央駅までインターシティに乗車しロッテルダム中央駅からブリュッセル南駅まではユーロスターを選択した。

アプリKKdayで割引クーポンをゲットし当初(2024年8月)最安値でユーロスター2等席のチケットを購入した。時によってはユーロスター公式サイトやKLOOK等からの方が安い場合もあるので、複数検索をかけるのが良いと思う。機内持ち込みサイズのスーツケースは新幹線のように座席上の棚にあげられる。ただ、居眠りしてるとスーツケースやデイパックを持っていかれてしまうこともあるようなので要注意。ロッテルダムの乗り継ぎとランチタイムに1時間とったのを除くと、デン・ハーグ中央駅からブリュッセル南駅までの所要時間は約1時間50分。(パリのノルド駅やロンドンのセントパンクラス駅からはチェックインがあるので30~40分前に駅に着く必要があるが、途中駅から乗車の場合は10分位前にホームにいれば大丈夫。)

ベルギー王立美術館展示
ベルギー王立美術館&マグリット美術館など主だった観光名所はブリュッセル中央駅から徒歩圏内。効率がよくて助かる。王立美術館は1803年に開館した美術館で圧倒的な貫禄を感じさせる。

マグリット初期の作品




鳥のモチーフの作品は日本の美術館にも収蔵されている。宇都宮美術館の至宝「大家族」。

ルノアールのような暖かい色彩。

ヨーロッパの美術館は細部も美しい!

その他 ブリューゲル、ヴァン・ダイク、ルーベンスなど傑作のオンパレード。
感想
残念だったのがマグリットの代表作「光の帝国」が展示されていなかったことと、併設されている世紀末美術館が長期リニューアル期間に入っていてスーラやポール・デルヴォーの作品が見られなかったことだ。日本の美術館なら事前に調べられるけれど、海外の美術館に出品作品について問い合わせるのはハードルが高い。でも、大好きなマグリットワールドを味わえたので大満足の一日だった。
近隣の観光


小僧さんだけでなく、少女も。




早朝のグラン・プラス、快晴で気持ちが良かった。「レ・ミゼラブル」の著者ヴィクトール・ユゴーが讃嘆したグラン・プラスは世界で最も美しい広場と言われている。ギルドハウスの1階はスタバの店舗として活用されていた。朝食はチョコがかかった熱々の本場ベルギーワッフル。文句なしの美味しさだった。
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アートっていいなぁ。今日も心豊かに。