アート旅ブログのマチです。
再び、平塚界隈です。

本格的にアート鑑賞を始めてから、しばらく経って知ったアール・ブリュット。渋谷で観たのが初めてで、障がいのある方々のひたむきな才能に感動したことを記憶してる。今回は事前にリサーチしていた友人に連れてきてもらった。障がいのある人がクリエイティブな活動を行うアトリエ&ギャラリー。その人が得意なことを活かして嬉々として創造的に暮らせる社会を目指すというコンセプトが素晴らしい。生活介護事業所にはカフェも併設されているので、まずはランチをオーダーしてから作品を鑑賞することにしよう。
展示


アトリエのスタッフさんが有名絵画の画像を用意して、それを観ながら作業所のアーティスト男子、女子が思い思いに元絵をアレンジして自分の作品を作り上げる。同じ元絵でも、表現方法はさまざまで観ていて楽しい。個性的な作品の数々は購入することもできる。






ギャラリーの一角がアトリエになっていて、近づいて制作中の男の子に話かけると、作品のことなど説明してくれる。「各々の作風やお気に入りの題材があるんですよ。」と、アトリエのサポートスタッフさんが言っていた。みんな生き生きと個性をのばしているんだなと実感した。とても温かく居心地のよい空間。
ランチ
鑑賞しているうちに、ランチが運ばれてくる。美味しそうなスープセット。カフェの仕事も作業所のメンバーが担っている。丁寧に時間をかけて用意されたクラムチャウダーを味わう。手作りドレッシングも美味。

「パンケーキは私が焼きます。美味しいですよ。」と、カフェメンバーの女の子が笑顔でおすすしてくれた。今度食べてみよう。
グッズ
アトリエで活躍するメンバーの作品を販売しているだけでなく、ティーパックのお茶、コーヒー、チョコレートなどのグッズも売っている。そのパッケージは嬉々!クリエイティブのアーティストのデザイン。素敵なのでティーパックをお土産に購入しました。開封するのがもったいない。

店舗情報


アーティストのみんな才能があるな。私は鑑賞専門で、全く描けない。

JR平塚駅から徒歩約8分
地域のアート

「夜のカフェテラス」などを制作していたさやかちゃん。平塚市からのオーダーで階段アートもてがけている。帰りがけに発見。
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。