東京藝術大学大学美術館 取手収蔵棟 

取手収蔵棟 国内アート
取手収蔵棟

アート旅ブログのマチです。

アート関係の友だちが予約を取ってくれたので新設された藝大の取手収蔵棟の見学ツアーに参加してきました。いつもありがとう、お友だち。

東京藝術大学 取手キャンパス

東京藝術大学大学美術館

秋晴れの下、大学キャンパスを散策するには最高の一日となった。
収蔵棟ツアーの前にキャンパス内を歩いてみる。
バスが構内を走っているところに遭遇。
え、そんなに広いの?

新設された収蔵棟。
シンプルなコンクリートキューブ。手前の作品は 林岳「空の畔」
絵になる。

キャンパス内 藝大食堂までのアプローチに学生の作品が点在している。

<藝大取手コレクション展 2025>

まずは美術館の作品鑑賞から始める。

美術館は昨年で開館30周年を迎え、毎年120ずつ増える卒業生の作品を収蔵するための収蔵棟が竣工した。
現在取手には所蔵の半分、13000件の作品が収蔵されている。

左上:高村光太郎作品
右下:會見明也作品 動画を一枚の絵に閉じ込めたような作品だ。

左上:藤田謙「始まり」と「終り」
左下:卒業制作の自画像
藝大では卒業時に自画像を全員収めることになっているそうだ。ゆえに毎年120作品ずつ収蔵が増えていく。
右上:澄川喜一「夢の入口」入口の取っ手部分が作品になっている。
東京スカイツリーの設計者の作品。
ウォールミュージアムとして館内外に作品が多数配されている。

左上:あうんみたいな作品
右中:宮田亮平「群泳」天井に くじらかな?
右下:飯野一朗「ありあり」

取手収蔵棟 ツアー

収蔵量不足を解消し、作品の保存・収集を継続するために造られた取手収蔵棟。
地上3階の全てに収蔵庫が設けられた。

今回は「魅せる収蔵庫」として、バックヤードツアーが企画された。
毎週火曜日 13:00~ 15:00~ の2回
各回15名(先着) 料金無料 要予約
予約は こちらから 予約受付フォームより

内部の様子は残念ながらブログに掲載できないので、現地で是非体験を。
絵画はメッシュラックにかけられたり、彫刻は木箱に入っていたりと、収納されている様子が見られる。
日本画、油彩、彫刻、工芸、デザイン、先端技術の作品まで幅広く鑑賞できる。
興味深いのは30年前に造られた大学美術館取手館にはのちに収蔵庫を拡張することを見越して繋ぐための開口部が設置されていて、今回活用されていること。
左右下:黒い渡り廊下が繋ぎ部分。
さらに、新しい取手収蔵棟にも開口部が設置されていて何十年後かに活用されるのだろう。
後世に残すって素晴らしい。

今回新設された収蔵棟 設計はヨコミゾマコト。

既存棟の設計は 六角鬼丈。

藝大食堂 ランチ

日替り定食をいただく。
メニュー:麻婆豆腐 春巻き カボチャ焼 サラダ スープ ごはん ドリップコーヒー付 1100円。
一般の人と学生では金額が違う。学生に手厚く。おなかを満たして良い作品を作ってほしい。
デザートのカボチャプリンがとても美味しかった。240円也。
美術館に来たお客さんが多かったように思う。

左上:藤井光「なぜ見るのか?」
1933年ベルリンのオペラ広場で学生がドイツ的でない本を燃やしたことに関する作品。
右:食堂近くの屋外作品

収蔵庫の左下赤い部分がアクセントになっていて素敵だ。

龍禅寺


紅葉の色どりも美しく絵になる風景。
近隣の素敵なお寺にも立ち寄ってくれるお友だち。センス抜群なのである。

左:本堂の屋根の滑らかなそりの線が何とも言えなく良い。
茅葺の屋根に青銅をかぶせているとのこと。お寺もメンテナンスが大変だから苦肉の策か。
それがかえって美しい。
右:三仏堂 国指定の重要文化財。日本で唯一の裳階(もこし)が三方に付けられた様式。
裳階は:風雨から建物を守るための目的と見た目の装飾を兼ねているそうだ。
日本建築も深い。
お寺の鐘を聞きながら秋を満喫。 

アートっていいなぁ。今日も心豊かに。

干し芋 茨城県産 紅はるか 干し芋 訳あり 1kg ギフト 送料無料 干しいも 国産 無添加 切り落とし 干し 芋 スイーツ お菓子 和菓子 さつま芋 和スイーツ 訳アリ 食品 プレゼント お祝い 冬ギフト N1
タイトルとURLをコピーしました