アート旅ブログのマチです。
普段はあまり鑑賞しない写実作品。
アートの友だちに誘われ、初めて訪れる佐藤美術館でリアリズムを満喫しました。
塩谷亮展の様子と佐藤美術館の基本情報など紹介しようと思います。
佐藤美術館
千駄ヶ谷と信濃町の中間あたりにあるビルの一画が美術館になっています。
美術館は第一不動産グループ創業者佐藤行雄によって、美術館の運営と国内外の美術専攻学生への奨学援助や美術を通じた国際交流への貢献を目的に設立されました。
コレクションの中核は日本画美術館から引き継いだ作品50点となっています。
訪れた時は塩谷亮の個展が開催されていました。

エレベーターホールに彫刻が設置されている。
田原英二「アへニンの僧団」

展覧会 塩谷亮 刻を描くリアリズム
塩谷亮による初の大規模回顧展。
作家は祖父の影響で美術に親しみ、11歳の時に見た松本竣介の「Y市の橋」心を動かされてアートの道を進むことになりました。
幼少のみぎりにセンスのよいこと。
武蔵野美術大学を卒業後、イタリアで研鑽を積み写実のスキルを高めていったそうです。
万物に魂が宿るとする「アニミズム」の精神も作品に反映されている。

「ウクライナの少女」
肌や髪の毛の描き方が秀逸。

「奥会津霧景」
もやのかかった遠景も素晴らしい。
超絶技巧。

「招霊花」
幻想的な描き方。

「花韻」
花びら、葉脈の一本一本まで丁寧に描かれている。

「海(5歳)」
自由にのびのびと描いている。

「屋上風景(11歳)」

「静物(17歳)」
構図もばっちり決まっていて才能があることが見てとれる。

「蕗の薹」
生物に命が宿っていることが伝わってくる。

「森暎」

「ダリアの解剖図」
骨格と筋肉の解剖図がインプットされていてこそ、写実に徹して描けるのだと納得。

ライブペインティングを行っているスペース。
開催されているのは土日のようです。

「キリストの洗礼」(部分模写)

使われている画材も展示されています。

細密描写に見入った1時間でした。
展覧会は、202年2月15日(日)まで。
佐藤美術館 基本情報
開館時間 10:00~17:00
休館日 月曜日 展示替え期間
入館料 展覧会ごとに規定
☆塩谷亮展 入館料
一般 800円
学生 500円
中学生以下 無料
障がい者手帳提示の方及び介助者1名 400円
詳しくは佐藤美術館 HPをご覧ください。
佐藤美術館 アクセス

まとめ
時間をかけて人物や植物に向き合って、丁寧に描きあげていく。
想いをのせながら作品にしていく過程を想像して鑑賞しました。
超絶技巧は職人技だと実感した展覧会でした。
本物を是非ご覧ください。
2026年2月15日までです。
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。
