アート旅ブログのマチです。
渋谷付近で所用があり、田園都市線 渋谷駅を下車。
昨年2025年8月に亡くなった絹谷幸二氏の作品がバーーーンと登場。
エネルギッシュな渋谷の街のイメージそのものを表現しています。
五線紙や言葉が作品に盛り込まれるのは絹谷作品の真骨頂。

幼い頃から油彩を習い始め、イタリア留学中に学んだフレスコ画の手法で次々に作品を生み出していきました。
帰国した際に持ち帰った「アンセルモ氏の肖像」で1974年“安井賞”を受賞し、その後の快進撃は作品をたどると伝わってきます。
大阪北区 絹谷幸二 天空美術館で作品を鑑賞することができます。

さて、ラビリンスな渋谷駅を出てアパレルショップに向かいます。
アパレルショップ ギャラリー
Tomorrow Land
ドリス・ヴァン・ノッテン表参道旗艦店で鑑賞させていただいていた エラルート・デ・ライレッセの大作「アキレスとアガネムノンの口論」が渋谷の系列店に移動になったと、スタッフさんから伺っていたので、寄らせていただく。
ぐるっと一周したようやくご対面。
マネキンさんの背景になってしまいちょっと残念なディスプレイ。
ドリス・ヴァン・ノッテン表参道旗艦店での扱いとは明らかに違う。
上の方からの指示なのかな?
飾られる場の雰囲気は大事だな~と、つくづく感じました。

DIESEL ART GALLERY
気を取り直して、お隣のDIESELへ。
こちらのショップも普段マチに縁のないお店なので緊張気味に入店。
若者が熱心に品定めしている。
奥のギャラリーへ足を運びます。

「SKY PROMISED NOTHING」
メキシコ・グラダラハラを拠点に活動するアーティスト
リカルド・ルエバノスによるアジア初の個展「SKY PROMISED NOTHING」が開催されています。
リカルドはデジタルドローイング、ペインティング、彫刻、インスタレーションなどの作品を制作しています。

”空に触れてみたい、空を飛んでみたい”
人間の尽きない欲望。
壊れたはしごは可能性の否定を表すのか。
鳥人間になれば自由に飛べて、空に触れることができるのか。

絵は色鮮やかで、写実な細かい筆致、文字はポップでカラフル。
対照的な描き方がよいなぁ。



カラフルなレタリングは希望を暗示しているみたいに感じる。


鹿ちゃんだって飛びたい。



希望を捨てずにいれば、チャンスはめぐってくるかもしれない。
”鳥にとって空は「場所」ですが、私たちにとって空は「願い」です。”
リカルド・ルエバノス アーティスト・ステートメントより 引用


隣接レストラン
イタリア北東部マロスティカの丘のレストラン クッチーナ ディーゼル ファームが渋谷に上陸。
伝統的なイタリア料理を提供してくれるお店。
行ってみたいレストラン リスト入り。

カフェもできます。

東京都渋谷公園ギャラリー
心の声をきく わたしを生きる術
自分をケアする方法の一つとして心の声をきくことに焦点をあて、アート・ブリュットと現代アートの作品からヒントを探る展覧会です。


稲田萌子
京都出身の作家さん。
2014年頃から制作を続けている円環の作品。
鉛筆削りやコーヒーミルを回す動作を好んで行っていたのがきっかけで作品は生まれています。
その時々の作家さんの心身の状態が表れている。
水彩紙に色鉛筆やカラーインクで描いています。

味のある形が映し出される空間。

植本一子
広島出身の作家さん。東京を拠点に活動。
2013年に写真館「天然スタジオ」を立ち上げ、一般家庭の記念撮影をライフワークとして行っています。
自身と向き合った日記やエッセイも発表しています。

作品「ここは安心安全な場所」は馬5頭が放牧されている里山にまつわるもので、年間を通して行われるプログラムに参加しています。

植木さんの「あなたにとって安心安全な場所はどこですか?」という問いは、これまで過ごしてきた場所を考えるきっかけをくれます。

まとめ
わざわざ美術館に行かなくても身近なアート作品を楽しめるというのが理想だなぁ。
自分のお気に入りを探して気軽に足を運んだり、レプリカ、ポストカードを部屋に飾ったり、色んな形でアートを楽しみたいと思いました。
余裕ができたら、本物の作品を家にディスプレイしたい。
作品を通じて、ともだちや家族、アート好きな人と共有してつながりをもつ。
それこそアートの力!
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。
