銀座アート散歩1.4.6丁目

国内アート

アート旅ブログのマチです。

東京の中心地。

アートとしてとらえた時にも魅力的な作品が当然この界隈に集まっている。

しばらくぶりに銀座アート散歩。

レビューを残したいと思います。

銀座シックス

銀座シックス 屋上展示

銀座シックス 中央通りに面したエントランスに設置された作品。

ジュリアン・オピー「Playgound」

単純化された線で輪郭を描き、行きかう人々を表現した「メッシュLED」を使った作品。

人の通りが多い銀座の街にぴったり。

子ども、大人、男性、女性 歩くペースもまちまち。

色んな人が色んな目的で歩いている。ゆっくりと観察するのもいいかもしれない、そんな気持ちにさせられる作品です。

ずっと見ていられる。

シックスの屋上に初めて上がったこの日。

梅雨の最中、雨が降っていなくてよかった。

ジュリアン・オピー「20 Children」

20人の子どもたちがモデルのインタラクティブな立体作品。

ランダムに置かれた立体作品は様々なスケール 人種で、鑑賞者が触ったり揺らしたりすることができます。

屋上にいたインバウンドのキッズはかなり激しく作品をゆらして楽しんでいました。

見た人が思い思いに鑑賞し楽しんでほしいという オピーの思惑通り。

屋上の片隅には、小さなショップが設置されていて、銀座シックスが制作した立派なパンフレットを配布していました。

コレクターとのQ&A形式で作品について語られている魅力的なパンフレットです。

銀座シックス アトリウム

東伸也 個展「The limets of lying flat」

ふくよかな裸体の男子同士。

これから戦うようには見えないけれど、次の展開が気になる作品。

こんなおじさん、いるいる と思わせる作品。

表情とメガネ、あごひげがポイント。

大阪生まれ、主に個展は東京方面で開催されています。

競争や成長の論理から距離を置こうとする姿勢を表しているようです。

ユーモラスでほんわかする気持ちにされられます。

銀座 蔦屋書店 ギャラリー

「AFTERMATH」とは、大きな出来事のあとに残る余波や、そこから生じる変容した状態を意味します。

ジュリアン・ヴィネ

パリ生まれ、現在はマルタ島で活動中。

金属の化学反応とインクの表現を交差されています。

石井亨

静岡出身の染色家で、「水なき水」をめぐる視覚表現として、”ステイニング”技法を採用。うねり、揺らぎ、湿度といった不可視の要素を画面に表しています。

しわの寄り方と優し気なカラーがよいなぁ。

近藤正勝

愛知生まれ、ロンドン在住。

自然との接触を起点に心が回復へ向かう過程をテーマにしています。

男子二人の夏休みを想像しました。

今展のキュレーションも担う 猪木直哉

日本うまれ、ロンドンを拠点に活動中。

時間の不可逆性を手がかりに現代の状況と向き合い、作品を発表しています。

白井屋ホテルの一室にディスプレイされていたペンギンの作品を見てから、大ファンになった作家さん。

曇ったガラス窓の描きかたがとても素敵。傍らにはペンギン。

拡大すると画中画にペンギン。

食事中の風景、テーブルの上になぜかもふもふペンギン。

カニとペンギン。不思議な取り合わせ。

世界最強の組み合わせ!

杉本博司氏設計のVIPルーム。

偶然にも扉が開いた!

海景。

銀座 JINS

1933年、近代日本建築の巨匠アントニン・レーモンドが設計した歴史的建築「教文館ビル」の地下1階、地上1階にオープンしました。

内装の設計は藤本壮介氏。

和菓子の包み紙のような柔らかい印象をもたせる外観。

地下の広い吹き抜けスペースには、名和晃平「Snow Deer」

高さ5メートルの巨大立体作品。

360度ぐるっと見渡せます。

どこに向かって振り返っているのか。

ギャラリースペースも創設されています。

蜷川実花「花、瞬く光」

色鮮やかな花々の写真の展示。

とても華やか!

ビルの中も探検。

この階段はレーモンド作。

てすりの金属部分や石の階段の趣きが歴史を感じさせます。

天井まわりの漆喰飾りも上品な美しさです。

子ども向けの本屋さん。

エレベーターはぐりとぐら仕様。

銀座ポーラ ビル

POLA GINZA

銀座の喧騒を遮るような静かな空間が広がる POLA GINZA。

2025年12月にリニューアルオープンしました。

内装を手掛けたのは有機的なフォルムの建築で有名な妹島和世さんです。

七角形のデザインをモチーフにした煙突状の柱やパーテーションようなもの、メイクコーナーのテーブルや椅子が設置されています。

売り場のスタッフさんが誇らし気に解説してくださいます。

こういう環境でお仕事できるのも羨ましいかぎり。

1階は「フローラの森」と名付けられています。

ギャラリースペースでは、内藤愛さんの個展「午時葵の子守歌」が開催されています。

午時葵(ごじあおい)別名「シスタス」は晴れ日の正午ごろ花を咲かせる植物で、花言葉は「明日私は死ぬだろう」。

生と死の循環がテーマ。

繭のようなソフトスカルプチャが呼吸をするようにわずかに揺れたり、光を放ちながら香りを発したりする作品です。

不思議な生命体といった印象をもちました。

妹島和世さんの空間とのコラボが美しく、心地よかったです。

個展は2026年8月3日まで。

ポーラ ミュージアム アネックス

ポーラビルと言えば3階のミュージアムアネックス。

「WorlingーNo Oars, No Shore,」

3人のそれぞれ異なる世界の立ち現れ方が展示されています。

森本啓太「Long Day」

大阪生まれの作家さん。

古典的な手法を使いつつ、ありきたりの現代都市の日常を特徴的に描き出し作品を制作しています。

深夜に帰宅した女子かな?

食べること、つくることが好きな女子、キッチンの様子から想像する。

「While the City Sleeps」2026年新作

近所にありそうな公園。

夜の光の加減がいいなぁ。

「Seaching For Home」 「Bathing Light」

普段の生活の一コマのよう。

人工的な都会の光が素敵に見える。

「Functinal Mythologies」

自動販売機まで発光している。

上田暁子

京都生まれの作家さん。

何かの事象が変質・変容していく過程やその瞬間に注目して作品を作りあげています。

ベルギーや上海など国内外で個展を開いて活躍しています。

具象を想像される抽象作品。

石塚元太良

東京生まれの作家さん。

日本写真協会賞新人賞を受賞し、文化庁芸術派遣員に選ばれ海外で学び現在は東京で制作活動中です。

ドキュメンタリーの手法で平面や立体の作品を作りあげています。

カラフルなプリント作品はキャンディーの様にポップで可愛い。

才能ある作家さんを発掘し、世に知らしめる機会を授けているポーラ財団、「KOTARO NUKAGA GALLERY」いつもながら素晴らしい活動をされていると感慨深く作品を鑑賞されてもらいました。

展覧会「WorlingーNo Oars, No Shore,」は2026年7月5日まででした。

次回の催しも楽しみです。

交通会館

有楽町駅から帰宅する途中、今後解体の可能性があると噂されている交通会館を改めて訪ねてみました。

1965年に三菱地所設計により建てられた昭和モダンな建物。

地下1階から3階までの吹き抜けを美しく貫く二重らせん階段が設置されています。

中心には「オーロラキャンドル」と言われるレトロモダンな造形美を見ることができます。

寒色から暖色へと変化を続けます。

これまで意識しなかったけれど、解体されるかも?と聞くとなるべく残す方向でいてほしいと惜しむ気持ちになります。

レトロな気分に浸りながら家路に着きました。

東京アート&建築散歩やめられない。

まとめ

ジュリアン・オピー曰く

公共空間でのアートプロジェクトに取り組む際は、注意を払っています。人を惹きつけるものでこそあれ、目障りであってはなりません。「なぜこんなに巨大な作品がここにあるのか」と思われてはおしまいです。
GINZA SIX/JURIAN OPIE A MAGAZINE FOR ART LOVERS より引用

パブリックアートにも注目していこう。

アートっていいなぁ。今日も心豊かに。

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