アート旅ブログのマチです。
最近、大学にご縁があって関東近辺の大学を訪れます。
調べてみると著名な建築家が設計を担当していることがあります。
今回は槇文彦設計 慶應大学藤沢キャンパスと吉阪隆正設計 大学セミナーハウスの様子をお伝えします。
慶應大学藤沢キャンパス
湘南地区の学び舎、慶應大学藤沢キャンパス。
モダニスム建築の巨匠 槇文彦氏がキャンパスを設計しています。
慶應大学藤沢キャンパス本館。
キャンパスの中心部にある本館はステンレス製の屋根と緑豊かな丘陵の自然地形を生かしたデザインになっています。
大階段やカスケードも特徴になっています。
堂々とした姿。



τタウ館(大学院棟)
学生、研究者が共同で利用できるエントランススペースがあります。
大きなカーブを描く曲線の美しさが際立つ外観です。
地上から天井まで続くガラス窓、明るい館内での研究に専念できそう。

イータヴィレッジ(ソルトハウス)学生食堂
積み木のように直方体が重なった外観で、寮生の居住棟と食堂、カフェラウンジが設けられています。
学業にうちこめそうな素敵な環境。

独立した校舎をつなぐ回廊やテラス、中庭を配置して、学生が交流するスペースを生み出しています。

一つ一つの建物が独立しながらも調和して広い敷地に統一感を持たせているように見えました。
こんなキャンパスで学べる学生は幸せだなぁ。
大学セミナーハウス
こちらは西東京 八王子地区にある 大学セミナーハウス。
1960年代の高度成長期に、大学のマスプロ教育への問題提起から、人の交流の場を設けるためにつくられた研修施設です。
東大、早稲田、日本女子大の学長をはじめとする各界のリーダーが賛同して、1962年に設立されました。
「セミナーハウス」は創設者 飯田宗一郎氏の造語で、吉阪隆正とU研究室のメンバーが建物を設計しました。
世界的な建築家 ル・コルビュジェの教えを受け、日本のモダニズム建築に貢献した吉阪隆正は、自然環境をいかして人が交流できる空間をつくることを目指したようです。


大学セミナーハウス 内部見学
バス通りからアプローチを進むと、見えてきた特徴的な姿。
大地に楔(くさび)を打ち込むというコンセプトを形にした逆ピラミッド型の本館。

目だ!
「真理を見つめる目」
吉阪隆正の遊び心が感じられます。象徴的なデザイン。

入口の庇はくちばしのように三角形。


本館内のタペストリー。
エントランススペースに入るとスタッフさんがパンフレットを手渡して、見学ルートと吉阪隆正設計の建築物の場所を教えてくださいます。

早速、2階に上がります。
階段がくの字に微妙に曲がっています。

壁に設置されている椅子。デザインがシンプルでいておしゃれ。

この明かり取りの部分は”VILLA COUCOU”にも関連しているように思う。
詳しくはマチブログ VILLA COUCOU をごらんください。
ル・コルビュジェ設計のロンシャン礼拝堂の影響がありそうです。
点在する小さな窓から優しい光が入ります。

応接セットがあるスペース。
学生たちが交流できるように囲碁などが置いてあります。

大学セミナーハウスの模型。
敷地面積は2万2400平方メートル。
今は学生・教職員はじめ、一般・社会人に広く利用されています。

外観がキューブ型ではないので、窓の設置も難しそう。

階段の手すりも特注でつくられたものだそうです。
斜めに切ったデザインは珍しいかも?
手すりは「触る」「つかむ」「滑らせる」「寄りかかる」「もたれる」「腰かける」などさまざまな利用状況を考えて、形状や角度が設計されているそうです。
深い~。


本館と講堂をつなぐブリッジ。アクセントカラーはイエロー。
雨でも滑らないように石が埋め込まれています。

講堂はキノコのような形で周りの木々に溶けこんでいます。
屋根は緩やかに弧を描く曲面で構成されていて、対角線の2点のみの柱で支えられています。
曲面を用いた空間効率の高い建築手法 シェル構造。
やじろべいのようにバランスを保ってつられるように建てられています。

フェンスも有機的な形に作られていてユーモアスで周りの自然にマッチしている。

この日は建築学科の大学生のオリエンテーションが開かれていました。
学ぶのに最適な環境。

宿泊棟。
少人数~団体まで宿泊人数に合わせた施設を借りることができます。

ユニットハウスは一部残されてはいるけれど、老朽化が進み宿泊ではなくアトリエなどとして活用されています。
それぞれの施設は色や建物の外観デザインが違い個性的。

案内図
敷地内の案内図を見ながら見学しました。


見学について

アクセス

マチは八王子駅南口から路線バスに乗車して見学に向かいました。
南大沢駅行き 京王バス 系統:八60・八61乗車、「野猿峠」下車徒歩5分
☆「野猿峠」バス停からの徒歩ルート
1.バス下車したら、バス進行方向(南大沢方面)へ進む。
2.最初の信号「野猿峠交差点」を右折。
3.道なりに直進すると、左側に「大学セミナーハウス」の看板が見えます。

まとめ
老朽化している部分はあるものの今も現役で活用されていることが素晴らしいと、改めて思いました。
斬新な設計デザインに込められた思いが伝わってくる大学セミナーハウスでした。
最近の話題は丹下健三設計「香川県立体育館」の解体。
本当に悲しい。
今からでも解体中止できないものか。
こんなことが繰り返されないように祈る気持ちです。
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。

夏準備!サマーセール 送料無料 4個セット P&Gジャパン レノア 超消臭1week 夜干し用アクアナイトシャボンの香り つめかえ特大 840ml×4個 即乾 消臭 洗濯洗剤 衣料用洗剤 洗濯用洗剤

