建築家のなせる業 自由学園明日館 東京芸術劇場

国内アート

アート旅ブログのマチです。

池袋界隈をアート散歩する日の午前中、建築めぐりをすることにしました。

自由学園明日館と東京芸術劇場の様子をお伝えします。

池袋界隈の建築

自由学園明日館

2019年3月19日 マチの建築めぐりがスタートしました。

忘れもしないその記念すべき作品が東京カテドラル関口教会と自由学園明日館。

建築に造詣が深い友だちが連れてきたくれたのです。

フランク・ロイド・ライト氏の名前を知ったのもこの日。

ライト建築の特徴の一つ、プレーリースタイルなんて言う言葉も知らずにただただ感動していました。

低い軒、水平に伸びるラインを強調して大地と一体感を持たせています。

自由学園明日館は、1921年フランク・ロイド・ライト氏によって設計され建てられました。

現在は、重要文化材に指定されています。

ちょうど結婚式の前撮りをしていたようで、柵の外から外観をしみじみと鑑賞。

よく見ると柵もただまっすぐな金属の棒状のものではなく意匠が施されています。

オレンジ色の刺し色も可愛い。

自由学園明日館の入口。

お土産ショップへ続く門扉。

幾何学模様が美しい。

ライト先生のこだわりは細部にまでいきわたっています。

全体は中央のホールや大窓を中心にシンメトリックにコの字型で前庭を抱き込むように配置されています。

屋根の上の部分のデザインもとても素敵。

どこから見ても絵になる建築。

木材とガラス、大谷石の組み合わせが素朴で美しい。

窓によって枠の意匠は変化します。

心地の良いシンメトリー。

廊下天井にも明り取りが設置されています。ただガラスをはめるだけでなく、ここにも幾何学のデザインが仕込まれています。

柱の下部を支えているのは栃木県産の大谷石。柔らかい質感なので、削ったり、彫ったりして意匠を刻むことができます。

奥行き美。

明日館の顔とも言える大窓はステンドグラスの代わりに透明なガラスと木枠を組み合わせた幾何学模様で作られています。

限られた工費の中でいかに空間を充実されるかということに尽力したそうです。

座ると外の景色が自然に視界に入る高さに合わせて設計されていることがわかります。

自由学園明日館

大谷石と照明器具のコラボが素敵。

いつまでも見ていられる。

自由学園明日館

圧迫感を和らげるため低めの天井高と開放的な空間のコントラストがあります。

代表的な建築 落水荘にもみられるライト建築の特徴。

自由学園明日館

ライト先生の弟子の遠藤新氏がともにデザインした六角形の椅子や照明器具などの家具が空間全体に調和しています。

机といすの高さも目線の高さに合わせています。

自由学園明日館で学習する子どもたちのことも想像しながら座っていました。

自由学園明日館

木枠を組み合わせた照明器具。

今見ても古さを全く感じさせない。

まん丸の電球が可愛らしい。

自由学園明日館

☆内部の写真は前回2023年に訪れた時に撮影したものです。

共同設計の遠藤新氏の手がけた講堂は1927年に竣工しました。

13時から内部の見学ができるようです。

講堂の門扉のデザインも素晴らしい。

さすがライト先生の愛弟子。

近隣の「婦人の友社」設計は遠藤新氏の子息遠藤楽氏。

豊島区の有形文化財に指定されています。

基本情報

HPより引用
HPより引用

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2023年 11月号 [フランク・ロイド・ライトと日本] 【電子書籍】[ カーサブルータス編集部 ]

東京芸術劇場

池袋界隈の建築として、思い立ったのが東京芸術劇場。

竣工は1990年、建築設計は芦原義信氏、劇場完成時は70歳を過ぎた年齢に達していたそうだ。

かなり攻めた奇抜な外観。

代表作は旧ソニービルや岡山シンフォニーホールなどがあります。

特徴は立体的に3つ重ねられたホールと広々としたガラスのアトリウムです。

巨大な三角形のアトリウムは池袋西口方面に大きく開かれてとても開放的。

ガラスフレームのグリッド線は交差して独特の造形を創り出しています。

2012年の改修で、オープン当初にあった1階から5階まで直通のエスカレーターが撤去され、壁沿いのL字型に配置に変更されました。

エントランスやアトリウムの一体感が生まれました。

2階の内装も落ち着いた色の壁に森のモチーフがあしらわれています。

イベント開催中。

池袋駅西口から徒歩6分。

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護国寺

国立近代美術館で、原田直次郎作「騎龍観音」を鑑賞してから作品が設置されていた護国寺ってどんなお寺だろうと、思ってかれこれ7年。

ようやく訪れることができました。

護国寺駅からほぼ直結。

メトロの出口を出ると、すぐに参道、山門が見えます。

真言宗の大本山である仏教寺院。

とても立派な佇まい。

騎龍観音についても記事も掲示されていました。

まとめ

建築物は建築家の思考や時代を反映していて、時が経って鑑賞してもその価値を感じられるところがとても面白いなぁと、思いました。

心を揺さぶられる建築にたくさん出会いたい。

お出かけに最適な秋。

建築をもとめて散策しよう!

建築っていいなぁ。今日も心豊かに。

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