アート旅ブログのマチです。
東京現代で個展のはがきをいただいて、一度訪問したかった市ヶ谷のギャラリーへ行ってみました。
MIZUMA ART ギャラリーの個展と武蔵野美術大学ギャラリーαMの様子をお伝えします。
市ヶ谷のギャラリー
MIZUMA ART ギャラリー
棚田康司展 「愛をみる」
ビルの2階まで階段を上がっていきます。
この瞬間はいつもわくわくする。


初めて拝見するドローイング。
色彩の重なり合いを鑑賞。

「愛をみる」
メイン彫刻。
棚田康司氏は自らの彫刻の理想的な在り方について、「境界線上に存在していること」と語っているそうです。
幅をもった領域に存在する作品。
主人公は男女どちらともとらえられる中性的な人物。
上目遣いに一点を見つめている。優し気で、少し不安そうなまなざし。
全体のバランスから比較して大きな手にも注目してみる。
手の部分以外は一木彫りで仕上げる作品です。

「月王子」
祈りなのか、願いなのか。
何かを発しているように感じます。

「月王子Ⅱ」
何も持たない素の状態でここに存在しますと、言っているように感じます。

「境界の空」
正対していないのはなぜか。
人物の表情はかたくなさ、決意を表しているのか。

「地上の少女Ⅱ」
少女の足もとに置かれているのは色とりどりのボタン。
どこか懐かしさが漂っている。

「お母さん、この花はわたさない。」
少女の顔つき、花を握りしめた手から決意を感じます。
オレンジ色の台座ごと一木で彫り出されています。

後ろ手は何を意味しているのか。

「霊魂に就いて・七 八」
ドレスに使われている青色のグラデーションもとても美しい。
作品を通して愛を感じてほしいと、いう作家さんの思いが伝わる素晴らしい個展でした。
東京現代でお会した棚田先生は物静かでおしゃれな素敵な作家さんでした。
アトリエも拝見したいなぁ。

いつもながら、ギャラリストさんは質問に丁寧に答えてくださり心地の良い鑑賞ができました。
感謝。
会期は11月8日まで。オススメの個展です。

☆基本情報
開館時間:12:00~19:00
会期:2026年10月7日~11月8日 無料
アクセス:市ヶ谷駅から徒歩6分


ギャラリー αM 武蔵野美術大学
市ヶ谷駅には大学がいくつか点在している。
その中でアート系が武蔵美ギャラリー。
鑑賞者参加型作品。スポイトで水をたらして溶けていく様子を観察する。

琵琶湖にまつわる研究作品。

こちらも参加型作品。マチも葦を一本手に取って巣に刺してみました。
一歩作品に近くなる。


立体作品は影から2つの意味を受け取れる。


お茶の水 カフェランチ
建築を味わいながら、ランチができると知って訪れた エクセルシオールカフェお茶の水日本大学店。

建築家ウィリアム・メリル・ヴォーリズが設計した「主婦の友社」の社屋を世界的建築家である磯崎新氏が継承・復元・高層化した建物です。
まずは隣接する建築から。
高い吹き抜け部分はガラス張りで外光が降り注ぎます。
コンクリート打ちっ放しのモダニスム建築。
臙脂のソファがアクセントになってとても素敵な空間でした。


外観は重厚でレトロな洋風建築。歴史的なファサードは残されています。

エクセルシオール店内は高い天井と凝った意匠のアイアンアーチを活かした内装が特徴的です。
ロマンチックなドレープのカーテンや壁のモールディングもおしゃれ。


友だちは「ミルチェ」をオーダーしていました。
甘い飲み物が苦手なマチは定番のカフェラテ。
チェーン店のカフェとは思えないゴージャスな空間でランチをした日でした。
☆基本情報
営業時間:平日7:00~21:00 休日8:00~19:00
住所:千代田区神田駿河台1-6日本大学お茶の水校舎1F
アクセス:「御茶ノ水駅」より徒歩5分
まとめ
平日の東京散歩は港区、品川区あたりが多いけれど、千代田区界隈も落ち着いていていいなぁと、改めて思いました。
建築、アートめぐりはまだまだ続きます。
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。
