アート旅ブログのマチです。
東京方面の仕事の帰りに立ち寄ったモスク 東京ジャーミーについてお伝えします。
東京ジャーミー
東京ジャーミーは代々木上原駅から歩いて5分ほどのところにあるモスクで、オスマントルコ様式の荘厳な礼拝堂と文化交流の場であるトルコ文化センターで構成されています。
井の頭通りから天にそびえる美しい尖塔(ミナレット)が見えます。

モスクの内部へ
イスラム教徒でなくても自由に見学することができます。

壁にはアラビヤ文字が刻まれています。

入口上のカリグラフィーの意匠もアーティスティックで素敵。



入口入ってすぐの右側は書籍、トルコのお菓子、雑貨などが販売されています。

トルコと日本は長い友好の歴史があります。


多目的ホール
ホールではイスラム教やトルコ文化に関するイベント、勉強会などが開催されます。
トルコ民家の応接間が再現されているそうです。
正面の真ん中青い部分は聖地メッカの方向を示していることからとても大切な場となっています。

ロビー
入口入って左側はベンチや椅子のある休憩スペースで、無料でふるまわれるデーツやお茶が置いてあります。
何人かの方がお茶を飲んでくつろいでいました。
デーツは中近東で親しまれる栄養豊富なドライフルーツでクレオパトラも食したという最高のお茶菓子。

一つ一つの場のデザインがとても凝っています。

礼拝堂
いよいよ礼拝堂へ。
訪れるのは3回目。マイスカーフも用意してきました。
モスクを訪れる際は男女ともに長袖、長ズボン、(女性は布で髪の毛も覆います)肌の露出を控えた服装で入館します。
急に訪れることになって髪の毛を覆うものがなくても、入口で白い布を貸し出ししてもらえます。

モスク内は土足厳禁、靴を脱いではいります。


東京ジャーミーの礼拝堂はトルコの伝統的なオスマン様式のモスクで、日本で最大級の大きさです。
2000人を収容することができます。
高天井のドームは細密に装飾されていて、なんとも優美です。
息をのむ素晴らしさ。

窓には青を基調とした美しいステンドグラスがはめられ、優しい光が入ってきます。
シャンデリアの装飾にも目を奪われます。
右手に見える小さな尖塔は「ミンバル」と呼ばれるイマーム(導師)が説教を行う階段状の場所です。
近づくと美しい幾何学模様の透かし彫りが見られます。

イスラム様式のデザインもアクセントになっています。

イスラム教では偶像崇拝が禁止されているため、壁や天井にはコーランの言葉が書かれたカリグラフィーが施されています。

らせん階段を上がった2階は男子禁制で、女性専用の礼拝所があり美しいドームや内装を間近に見ることができます。

植物模様が織り込まれた床の緑のカーペットはふかふかで、なんとも居心地の良いのです。


ドアの取っ手の意匠も素晴らしい。

日本に居ならが、異文化を体験することができます。
信者以外の人が自由に入ることができて写真を撮影してもよい施設はなかなかないのではないでしょうか。
閉鎖的でなくとても寛容だなぁと思いました。
異国の方々に敬意をはらい、異文化を理解したいと思います。


ハラールショップ
イスラム法で許された「ハラール(合法)」食材、商品を扱うお店です。
豚肉、アルコール、非ハラール肉を完全に排除しているのが特徴です。



冷凍した牛肉、羊肉、鶏肉や加工品も販売されています。

奥にはカフェスペースがあるので、買ったものをすぐ食べることができます。
お清め所
入ると右手は普通のトイレで左手には体を洗う場になっています。
イスラム教徒は礼拝堂で祈りを捧げる前に体を清めることを初回に訪れた時に知りました。

トルコ砂コーヒー
1階ハラールマーケットの横にある休憩スペースでは、熱した砂で煮出す伝統的な「トルココーヒー」を楽しめます。
細びきの粉を煮出し、カップの底に粉が残る濃厚な味わいが特徴です。
1杯500円。(2026年5月現在)

基本情報
住所:東京都渋谷区大山町1-19
開館時間:10:00-18:00 (年中無休)
見学料金:無料
☆無料ガイドツアー:金曜日14:00~ 土日祝14:30~
アクセス
小田急線・千代田線「代々木上原駅」から徒歩5分
☆駐車場 10台(無料、満車の場合あり)
まとめ
日本とトルコは長年にわたって政治、経済、文化、緊急支援など幅広く友好関係にあり、これからも支え合っていくことが考えられます。
異国から日本に渡ってきた海外の方を受け入れ、尊重し、助け合うのが理想。
様々な形で異文化に触れて理解していきたいと切に思います。
建築、アートなど美しいものが相互理解の入口になることを祈って。
アートっていいなぁ。今日も心豊かに。
